2025年のクルーズがスタートしました | 京都舞鶴港

2025年のクルーズがスタートしました

クルーズニュース

2025年4月10日(木)、クルーズ船が第2ふ頭に寄港し、2025年京都舞鶴港のクルーズ受入シーズンが始まりました。

この日寄港したのはダイヤモンド・プリンセス。京都舞鶴港へはおよそ5年半ぶりの寄港となりました。この船は全長290mもある大きな船で、五老岳の標高(301m)とほとんど変わらないくらいの大きさです。
乗客は約2,700名も乗られており、多くが欧米から来られた方でした。そのうち850人程度はツアーで天橋立や伊根、京都市内へ出かけられ、2,000人弱の乗客はフリー散策を楽しまれました。

西舞鶴駅までは、シャトルバスを運行しました。
駅には、観光案内所を設置してフリー散策される方が目的地に行き楽しめるようにご案内しました。桜の満開時期と重なったこともあり、「舞鶴公園や寺町の桜がきれいだった」と興奮した様子で話される方が多くいました。

舞鶴市長を務めた水島彦一郎氏の旧宅を活用した庵彦一郎での各種日本文化の体験、平野屋商店街での出店、西市民プラザでのバザーをクルーズ船の寄港に合わせ開催いただき、西舞鶴周辺が大変賑わい、また訪れた方も満足された様子でした。

舞鶴赤れんがパーク、五老スカイタワーへは、市内周遊バスを運行し、多くの方が利用されました。訪れた方は、景色・風景を楽しみ、舞鶴のお土産を買い、船に戻られました。

うみとびらでは、舞鶴茶での茶道体験、浴衣の着付け体験を行いました。隣では日本の木管楽器「尺八」の演奏もしていただき、多くの乗客が足をとめられました。大盛況で写真を撮る方も多く、日本の文化体験を楽しまれた様子でした。

お見送り時には、クルーズサポーターに来ていただき、福知山成美高校吹奏楽部の演奏とともにお見送りをしました。船は次の金沢へと向かいます。
令和7年度は残り11回の寄港を予定しています。今年度も満足度の高い受け入れにより京都舞鶴港の寄港数を増やせるよう、また多くの方にみなとを身近に感じていただけるよう取り組んでいきます。