シーニック・エクリプスが入港しました | 京都舞鶴港

シーニック・エクリプスが入港しました

クルーズニュース

6月10日(土)、シーニック・クルーズ(オーストラリア)の小型ラグジュアリー船「シーニック・エクリプス」が京都舞鶴港に初寄港しました。午前8時ごろ、晴れ間がのぞく空の下、これまで見たことのない漆黒の船体を接岸させたシーニック・エクリプス。停泊中、この漆黒を保つためクルー達が船体の塗り直しを行っていました。塗装が終了すると、水面で反射した光が塗りたての塗料に当たり、水紋状に輝いて見えました。

本船にはオーストラリアを中心とした乗客80名が乗船しており、その多くが京都舞鶴港から京都市や天橋立へのツアーに参加されました。ふ頭では、歓迎の横断幕や地元ゆるキャラと地域の英語教室の子供達がお出迎えすると、乗客達は子供達との会話や記念撮影を楽しみ、また子供達も多くの外国人と交流する機会として、良い経験になったと喜んでくれました。

  

ターミナル内では舞鶴のお土産のほか、丹後や大江の特産品を販売し、地域の魅力をアピールしました。また、クルーズサポーターによるオカリナ演奏では、日本の童謡なども披露され、乗客の足を止めました。さらに、舞鶴国際交流協会による抹茶のふるまい、浴衣の着付け、生け花の展示も行われました。茶の作法について、英語ボランティアの方から興味深く説明を聞く様子や、華やかな浴衣に身を包んだ乗客やクルーが写真撮影を行う姿が見られ、すぐさま浴衣を買いに出かけられた方もいらっしゃいました。


 

午後7時、シーニック・エクリプスは、「ブルーマリンズ」の吹奏楽演奏に合わせて青いハンカチを振るクルーズサポーターの方達に見送られながら、次の寄港地である境港へと出港しました。